糖尿病の食事コラム

身近な食材が血糖値を抑える?最新の研究結果をご紹介

糖尿病の食事療法を行っていくうえで、どのような食材が糖尿病に効果があるとされているのかはかなり気になるところですよね。
今回は、糖尿病に効くという食材と、糖尿病にはあまり好ましくないとされる飲料についての2つのニュース記事を見てみましょう。


まずは、身近な食材が血糖値を抑える効果を持つという研究結果をご紹介します。


グレープフルーツに高脂肪食による体重増加を抑制する効果あり

グレープフルーツ http://jp.wsj.com/news/articles/SB12706435818283254423204580213354122625396

マウスを使って行われたこの実験によると、エサと共にグレープフルーツ果汁を摂取したマウスは、そうでないマウスに比べて体重の増加率が最大で18%も低くなっていることが分かったのです。
加えて、グレープフルーツを摂取したマウスは血糖値が17%、インスリン値は3倍低く、インスリン感受性が高いことも判明しています。

さらに興味深いことに、グレープフルーツを摂取したマウスの血糖値の下がり方は、糖尿病薬を摂取したマウスと同程度であったといいます。つまり、グレープフルーツ果汁が糖尿病薬と同じような効果を発揮したことになるのです。

なぜグレープフルーツ果汁が血糖値を下げたのかなど詳しいメカニズムはまだ分かっていないとのことですが、手近に食べられる食材にこんな嬉しい効果があるなんて驚きですよね。
ぜひ、皆さんも普段の食事にグレープフルーツを取り入れてみてください。


次は、糖尿病患者さんの多いメキシコでのニュースです。


炭酸飲料消費量、メキシコで減少―課税に効果

グレープフルーツ http://jp.wsj.com/news/articles/SB12706435818283254423204580213354122625396


メキシコでは今年、糖分の多い清涼飲料に対する税金が導入されたそうです。公衆衛生啓発団体が行った調査によると、

“8月に行われた調査の対象者1500人のうち、半数強が昨年と比べて砂糖入り飲料の消費量を減らしたと回答し、98%が炭酸飲料の摂取は糖尿病や肥満のリスクを高めると考えていると答えた。それでも週に3リットル以上炭酸飲料を飲むと回答した人は5分の1に上った。ただし昨年の調査では、その割合は4分の1だった。”

メキシコでは、ダイエット炭酸飲料よりも通常のカロリーの高い商品の方が圧倒的な人気を持っているということです。それも関係しているのか、メキシコではなんと4人に3人が太りすぎ。2012年に行われた政府の調査によると、成人の9パーセント以上が2型糖尿病と診断され、50歳以上の国民ではその罹患率はなんと19%を超えているのだとか。

今回課税が行われたことで高カロリーの炭酸飲料を飲む人が減っただけでなく、糖尿病や肥満について考える良いきっかけになったのではないかと思います。
日本でこのような税金が導入されることはなさそうですが、甘い清涼飲料を飲むときには、高カロリーであることを忘れないようにしたいものです。



以上、食品に関するニュースを2つご紹介しました。
食材についてのニュースは、身近な問題としてとらえやすいものが多くあります。
こまめにチェックして、最新の情報をみなさんの生活にも取り入れてみてください。

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糖尿病とうまくつきあう食生活のコツ

次の食材のうち、血糖値を上げにくいものがどれでしょう?

1.うどん
2.玄米
3.とうもろこし

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