糖尿病の食材レシピ

花よりハチミツ? 嬉しい効果もたくさん! 自然界で最も甘い蜜ハチミツは春が旬!

蜜源となる花の種類によって味わいは様々! ミネラルも摂れる天然甘味料!

ハチミツはミツバチが採集した花の蜜が巣の中で加工、貯蔵されたものです。ハチミツは本来ミツバチの食料ですが、古くから人類は食用や薬用、化粧品など、ハチミツを様々な用途に用いてきました。英語では「ハチミツの歴史は人類の歴史」ということわざがあり、ハチミツは人類が初めて使用した甘味料と言われています。研究によれば1万年前にはすでに採蜜が始まっていたと言われます。初めの頃は野生のミツバチの巣からハチミツを採集していましたが、やがてミツバチを飼育して採集する方法、養蜂を身につけました。

日本ではじめてミツバチが史上に現れたのは『日本書紀』の627年のくだりで、養蜂の始めは643年のくだりに出てきます。近年では蜜源の栽培面積の減少や安価な輸入ハチミツの増加などもあり、ハチミツの国内自給率は7%程度となっています。

ハチミツの風味や色は蜜源となった花の種類によって異なります。蜜源となる花にはアカシア、レンゲ、クローバー、オレンジ、レモン、リンゴ、ミント、マヌカなどがあり、その花が咲く時期がハチミツの旬となります。ただ、加工・流通の時間を考えると旬のハチミツが出回るのは、初夏から盛夏にかけてのようです。

また、同じ種類の花から作られたハチミツであっても採蜜法の違い等から品質が異なったり、貯蔵される巣の状態によって色が異なったりします。

ハチミツには微量のビタミンやカルシウム、鉄などのミネラルが含まれています。主成分は単糖類の果糖とブドウ糖で、消化吸収に優れていて効率よくエネルギーになります。エネルギー補給に優れた食品ではありますが、摂り過ぎれば当然カロリーオーバーにもつながってしまいます。使うときは、きちんと計量して、適量を取り入れるようにしましょう。

ハチミツは砂糖と比べると1/3の容量でほぼ同じ甘さになります。砂糖大さじ1杯よりも、ハチミツ小さじ1のほうがカロリーは少なく済むので、うまく料理に取り入れてみるとよいでしょう。

また、ハチミツには芽胞を形成して活動を休止したボツリヌス菌が含まれている場合があります。通常であればそのまま体外へ排出されますが、芽胞の発芽を妨げる腸内細菌叢が備わっていない乳幼児が摂取すると、体内で発芽して毒素を出して中毒症状を引き起こすことがあるため、1歳未満の乳児には与えてはならないと、1987年に当時の厚生省が通達を出しています。

◎ハチミツの主な栄養素(可食部100gあたり)

  • エネルギー 294kcal
  • たんぱく質 0.2g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 79.7g
  • カリウム 18mg
  • カルシウム 1mg
  • マグネシウム 1mg
  • リン 4mg
  • 鉄 1.0mg
  • 亜鉛 1.0mg
  • ビタミンB2 0.01mg
  • 葉酸 1㎍
  • 食物繊維 0g
  • 食塩相当量 0g
  • (参考:文部科学省 食品成分データベース)

  • ハチミツの選び方、保存方法、調理方法

    ハチミツは花の種類等によって味や色の違いがあり、香りの強さも異なります。蕎麦のハチミツのように色の濃いものはミネラル類が多く、香りが強くなる傾向があるなど、様々な違いがあるので、嗜好や用途に合わせて、選んでみるのもよいでしょう。

    ハチミツを保存するときは季節を問わず常温で保存します。冷蔵庫に入れると結晶ができやすくなってしまいます。時間の経過とともに風味が落ちてしまうため、開封後は賞味期限を目安に食べるようにしましょう。

    ハチミツは外気温が15~16℃以下になった場合や、長期保存した場合など、様々な要因が重なって結晶ができることがあります。

    結晶ができないハチミツは純粋なものではないと言われることもありますが、アカシアを蜜源とするものなど一部のハチミツでは純粋なものでも結晶ができにくいものもあるので、すべてにあてはまるわけではありません。

    ハチミツの結晶は加熱すると溶けるので、液状にして使いたい場合は、50~60℃くらいのお湯を用意して、湯煎にかけて溶かして使うとよいでしょう。電子レンジで温めて溶かすこともできるのですが、ハチミツはあまり高温にすると風味や色味、栄養価が変化してしまうため、あまりお勧めできません。

    ハチミツはその保存性の高さを活かして、ジャムやハチミツ漬けなどに利用される他、調味料として色々な料理に使われています。はちみつ小さじ1杯強と砂糖大さじ1杯がほぼ同じ甘さと言われるので、1/3容量を目安に砂糖の代わりとして使ってもよいでしょう。甘みのあるハチミツは料理に甘みを加えるだけでなく、パン等のイースト菌の発酵を促進したり、魚の臭いを打ち消して香りよく仕上げたり、肉を柔らかくしたり、様々な効果があります。

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