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糖尿病患者さんに食べ物を贈りたいときに気を付けるべきポイント

Q4 飲み物ならどんなものが喜ばれる?

毎年好きなお酒を贈っていた方が、糖尿病の治療中で現在は控えていると小耳に挟みました。
どんな飲み物であれば喜んでもらえるでしょうか?

A4 

糖尿病患者さん全員が禁酒しているわけではありませんが、適量飲酒や週2日はお酒を飲まない日をつくる休肝日を心掛けている人がほとんどです。
ただ特に年末年始の時期は、忘年会、新年会などつきあいでお酒を飲む機会もあり、飲み過ぎは糖尿病を悪化させたり治療に悪影響を及ぼしてしまいます。

お酒は種類を問わず贈り物としては避けたほうがいいでしょう。

飲み物ならお茶類が喜ばれます。普段から手軽に飲むことができ、カロリーもないものが多いので、糖尿病の方も安心です。
その上、お茶に含まれるポリフェノール類はがんや動脈硬化、老化などを防ぐ抗酸化作用があり、健康に良い成分です。
普段自分では買わないような高級な緑茶や香りのいい紅茶、ハーブティーなど贈られてみてはいかがでしょうか。

Q5 ヘルシーな食べ物の贈り物ならどんなものがいい?

糖尿病の治療中を気使ってヘルシーで質の良い食べ物を贈りたい。どんなものなら喜んでもらえるでしょうか。

A5

食事時におかずとして主にたんぱく源になるものが喜ばれます。
肉類など脂肪の多いものはカロリーが高くなりがちなので、豆腐魚介類がおすすめです。

お豆腐は低カロリーで良質なたんぱく質が含まれています。
さらにお豆腐に含まれる脂肪は不飽和脂肪酸という血管に付着するコレステロールを除去し善玉コレステロールを増やす作用があるといわれています。
お豆腐の贈り物はあまりイメージにない方もいるかと思いますが、インターネットを探すとギフト用のお豆腐も色々と見つかりますのでチェックしてみてください。

また、魚介類に含まれるDHAやEPAは中性脂肪を低下させたり、抗血栓作用があります。
いずれも糖尿病の合併症予防にいい作用のある食べ物です。
生の魚介に限らず、缶詰なども日持ちして喜ばれます。
のりやこんぶなどの海藻類も低カロリーでミネラルが豊富なのでヘルシーで贈り物としておすすめの食べ物です。
ただし加工食品は塩分が高いものもありますので、注意して選びましょう。

贈り物は贈る側からだけの自己満足にならないように、相手に対しての気持ちも届けたいものです。
糖尿病患者さんは健康な方と変わらないように見えても、日常的に血糖コントロールに気を使い、また合併症の予防など様々な治療と向き合っています。
そのあたりを理解して食べ物を贈るときには十分配慮したいものですね。

糖尿病患者さんにとって、病気の自分の体を気にかけてくれるさりげない贈り物はきっと喜んでいただけるでしょう。

(参考:栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版)

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