【医師監修】どんな具材がおすすめ?糖尿病患者さんがサンドイッチを食べるときの注意点とは

糖尿病の患者さんは、サンドイッチを食べてもいいの?

手軽に食べられるサンドイッチは朝食やお弁当、間食に定番のメニューです。しかしサンドイッチに使われるパンにはバターの脂質や小麦粉の糖質が含まれていますから、血糖値を大きく上げてしまうリスクもあります。糖尿病の患者さんは、糖質とカロリーに留意して食べる必要があります。食べる量や具材によってサンドイッチの糖質やカロリーは大きくかわりますから、組み合わせを工夫してみましょう。

糖尿病患者さんが気をつけたい、サンドイッチの具材選びとは?

・タンパク質がとれる具材がおすすめ
糖尿病の患者さんがサンドイッチを食べる場合には、脂質が少なく、良質のタンパク質を含む具材がおすすめです。例えばつぶしたゆで卵やスモークチキン、ハム・チーズとレタスのサンドイッチなどがこれにあたります。卵サンドを手作りする場合は、マヨネーズを入れすぎないように気をつけましょう。

ちなみに糖尿病患者さんにとって3度の食事以外の間食には十分注意が必要ですが、仕事が長引いて食事の時間が大きく開いてしまいそうなときなど、低血糖を予防するためにも軽食をとっておいたほうがよい場合があります。エネルギー源となるタンパク質を含み、血糖値をゆるやかに上昇させるサンドイッチは、こんなときの軽食にも適しています。

・揚げ物は避ける
主食・副菜がそろった食事に比べると、サンドイッチはカロリーをおさえた軽食にも思えます。しかし揚げ物を具材に選んでしまうと、カロリーは一気に跳ね上がります。糖尿病の患者さんにとって、揚げ物はサンドイッチの具材として避けたほうがよいものといえます。揚げ物をはさんだサンドイッチを食べる場合は、ミニサイズのものにしたり半分だけにしておくなど、カロリーを調整する工夫が必要です。焼きそばパンのように、炭水化物を具材にはさんだものも要注意です。

・甘い具材は避ける
サンドイッチによっては、軽食というよりスイーツに近い、甘味をたっぷりはさんだものもあります。あんことバターをはさんだ小倉バターサンド、生クリームにフルーツをはさんだフルーツサンドなど糖質や脂質を多く含む甘い具材は、パンの糖質とあいまって血糖値を大きく上昇させてしまう危険があり、糖尿病の患者さんにはあまりおすすめできません。

ちなみに甘い具材の中でも、一見脂質たっぷりに思われるピーナツバターが糖尿病のリスクを低下させる可能性を示唆した研究があります。2002年に発表されたアメリカの研究では、8万人あまりの女性を対象にピーナツと糖尿病の関係が調べられました。その結果、ピーナツやピーナツバターを1週間に1度も食べない人に比べ、5日以上食べる習慣のある人の方が、相対的に糖尿病の発症が少ないとの結果が示されたのです。

糖尿病の発症リスクが気になる段階では、甘いサンドイッチを食べたいとき、ピーナツバターを選んでみるのもいいかもしれません。既に糖尿病を発症している患者さんには、ミニサイズのものにとどめるなど、より細かい配慮が必要です。

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