糖尿病の食事コラム

糖尿病患者さんが注意すべき夏バテ予防の食事方法

暑い夏は、食欲が落ちたり、冷たいものを多く摂ってしまうなど、栄養摂取が偏りがちになります。
栄養不足になると、体がだるくなったり、肩こりや頭痛を起こしたりと、いわゆる夏バテの原因にもなります。


夏はしっかりと栄養を補給する必要がありますが、糖尿病患者さんにおいては、夏バテ予防の食事方法でいくつか注意しなければならない点があります。


塩分は多すぎも少なすぎもNG。清涼飲料水の飲み過ぎには要注意

暑くてよく汗をかく夏の時期には、水分不足と同時に塩分不足にも注意する必要があります。最近では熱中症対策として、ナトリウム(塩分)を多めに含む清涼飲料水も多く販売されています。


しかし、よほどの大汗をかかない限りは食事から摂る塩分量で十分で、塩分不足になることはほとんどありません。
それよりも清涼飲料水で糖分を摂り過ぎてしまい、血糖コントロールに悪影響を及ぼしてしまうことの方が懸念されます。
熱中症を気にするあまり、こういった清涼飲料水の飲み過ぎには十分に注意したいところです。


心配な場合は、医師や管理栄養士に夏の時期の塩分の摂り方について指導を受けると良いでしょう。


夏バテ予防にも、水分たっぷりのくだもの。食べ過ぎには注意が必要

スイカやいちじく、ぶどう、桃など水分をたっぷり含む夏が旬のくだもの。
ビタミンやミネラルなどの栄養素を多く含んでいるものが多いので、夏バテ予防の食べ物としても効果的です。しかし甘くておいしいくだものはついつい食べ過ぎてしまいがち。


くだものは、ビタミン、ミネラルの補給源としてのメリットもありますが、炭水化物(果糖)もたくさん含まれているので血糖を上げてしまうというデメリットもあります。
夏は汗などで栄養素を失いやすいからくだものをたくさん食べても良いということにはなりません。


「食品交換表」では「表2」に分類されるくだものの目安は、1日1単位(80kcal)。
くだものの種類によって食べられる量は違いますが、食べる前に1単位の量をしっかりと確認してから食べるようにしましょう。


夏バテ予防は、基本的にバランスの取れた食事から

糖尿病患者さんにおける夏バテ予防の食事は、基本的には普段と変わらずしっかりと指示エネルギーと栄養バランスを守った食事をすることです。


またそうめんや冷やし中華、アイスコーヒーなど、冷たい食べ物・飲み物ばかりを摂っていると、体が冷えて胃腸の働きが弱り、夏バテの原因になることもあります。
栄養バランスの取れた食事を心がけることに加えて、体を冷やさないようにして夏バテから身を守っていきましょう。

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糖尿病とうまくつきあう食生活のコツ

次の食材のうち、血糖値を上げにくいものがどれでしょう?

1.うどん
2.玄米
3.とうもろこし

糖尿病とうまくつきあう

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