糖尿病のおやつとレシピ

糖尿病食事療法を楽しく続ける!低カロリー食品を上手に利用 ~いちご編~

糖尿病の治療において基本となるのは食事療法。

まずは医師や管理栄養士から、病状に合わせた1日の食事のエネルギー量や栄養素の摂取量の指示をもらいます。

  • ・どのような食品からどれだけの量を組み合わせて食べればよいか
  • ・朝食、昼食、夕食や間食をどのように配分すればよいか
  • ・料理の選び方や生活習慣で気を付けること

などの具体的な方法も合わせて教えてもらいましょう。
それを元に日々の食事メニューを組み立てていきます。


食事メニューを考える際には、日本糖尿病学会から発行されている「糖尿病食事療法のための食品交換表」を利用すると便利です。
「食品交換表」を利用することによって、糖尿病の食事において、どのような食品からどれだけの量を食べればよいかが簡単にわかります。


「表2」くだものについて

「食品交換表」では「1単位=80kcal」と考えます。

また各食品は、栄養素によって大きく6つの食品グループに分類されます。
くだものは主に「表2」に分類され、炭水化物(果糖やブドウ糖)を多く含み、ビタミン、ミネラル、食物繊維も含んでいます。
「表2」の分類の食品1単位あたりの栄養素の平均含有量は、炭水化物19g、たんぱく質1g、脂質0gです。


くだものはビタミンやミネラルの補給に大切なので、1日1単位程度(食品交換表p.45 参照)を食べましょう。

ただ、糖度が高いくだものは血糖値の上昇や血中の中性脂肪の増加をまねく場合もあるため食べ過ぎには注意が必要です。
また、干しくだものやくだものの缶詰などは、ビタミン含有量が少なく糖度が高いため、し好食品となり、表2の分類ではないので注意しましょう。


いちごの旬と栄養価

いちごは3~4月頃に露地物の旬を迎えます。

冬のクリスマスシーズンのケーキに多く使われるため、ハウス栽培や農業技術の向上によって11月~12月頃にも流通量は増えています。
最近では「あまおう」や「とちおとめ」など、各産地のいちごブランドもたくさん出回り、贈答用などにも用いられています。

いちごは、1単位(=80kcal)の重量は250g。
ビタミンCが豊富に含まれ、赤い色素成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種です。


◎いちごの主な栄養素(可食部100gあたり)
 エネルギー量:34kcal
 たんぱく質:0.9g
 脂質:0.1g
 炭水化物:8.5g
 食物繊維:1.4g
 ビタミンC:62mg など

(参考:http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Strawberry-page3.htm)

いちごの保存方法とおいしい食べ方

いちごは生のまま食べる場合は、新鮮が一番。なるべく早く食べましょう。
保存は冷蔵庫で、その際、ヘタを取ってしまうと傷みが早くなるので、ヘタを付けたまま乾燥しないようにラップをかぶせて冷蔵庫に入れます。
また、洗うのは食べる直前にしましょう。
先に洗ってしまうと水っぽくなったり、傷みが早くなってしまうことがあります。


冷凍保存する場合は、いちごの重量の5~10%程度の砂糖をまぶし、砂糖がなじんでから冷凍します。
そうすれば解凍してそのまま食べてもおいしく食べることができます。


またいちごは、ヘタの反対側、つまり先っぽの方が甘いということをご存じですか?一口で食べない場合には、先の方から食べてしまいがちですが、ヘタ側から食べた方がより甘味を感じやすくおいしく食べることができます。

また砂糖や牛乳をかけてもおいしく食べることができますが、その場合には、その分のカロリーや栄養を考えながら食べるようにしましょう。


くだものは食べ過ぎに注意。食事に上手に取り入れよう

くだものは、1日1単位程度を目安に摂りたい食品です。
また調理の必要がないので、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を手軽に摂れる食品としても便利です。


しかし、くだものは甘くて味も良く、ついたくさん食べ過ぎてしまいがち。それぞれのくだものの1単位あたりの量をきちんと把握して食べるようにしましょう。


またくだものを食べるタイミングは、「食間の血糖管理上、食事摂取時に食べる場合」と、「間食を減らすのが辛いとき、間食として食べる場合」 があるので医師や管理栄養士に尋ねてみると良いでしょう。


それぞれのくだものの旬のおいしい時期を逃さず、食事に上手く取り入れていきましょう。

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