糖尿病の食事コラム

続けられる!糖尿病の自己管理ツールの活用法!

はじめに

糖尿病で血糖コントロールがなかなか難しいと感じられる患者さんや、糖尿病の管理といっても何をしたら良いのか具体的にわからないという患者さんも多いのではないでしょうか。

今回は、糖尿病管理の中でも特に食事管理についてのコツと、手軽で簡単に続けられるおすすめのツールをご紹介します。

糖尿病の食事管理におすすめのツール

少し前までは、糖尿病管理というと手帳や日記のような紙ベースのものに、検査値や薬の服用歴、食事内容を記入し、通院時に医師に見せる方法がとられていました。

しかし、最近ではスマートフォンやパソコンの普及によって、ツールも変わってきています。

そこで、糖尿病の食事管理におすすめのツールとそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介しましょう。

◇スマートフォンのアプリ

携帯電話のスマートフォンをお持ちの糖尿病患者さんは、アプリで管理するのがおすすめです。いくつかご紹介しましょう。

•スマートe-SMBG

メリット:

無料アプリでAndroid端末にもiOS端末(iphoneなど)にも対応しています。

血糖値、血圧、体重、体温、食事、運動量を一括管理できるアプリで、グラフ化することでこれらの情報を一つの画面で確認できるため、直感的に日常生活を見直すことができます。

食事内容はスマートフォンのカメラで撮影するだけです。そこから500種のメニューから検索してカロリーや塩分、炭水化物(糖質)を簡単に記録することができます。

デメリット:

食事を撮影しても予め登録されている500種の中からしか選ぶことしかできないので、厳密な意味で管理できているとは言い難い点が挙げられます。

•Food Log

メリット:

無料アプリでAndroid端末にもiOS端末にも対応しています。

食事の写真をスマートフォンなどのカメラで撮影し、その写真を送信するだけで、食生活の管理・記録を行うことができるウェブサービスです。

食事の写真は先端画像解析技術により食事バランスが自動で分析されグラフ化されるので、ユーザーが現状を把握しやすくなっています。

デメリット:

写真を撮影し、送信する作業が必要となります。

•糖尿病ノート

メリット:

無料アプリでAndroid端末にもiOS端末にも対応しています。

血糖値、血圧、体重の記録機能があり、グラフ化されるので直感的に現状を把握できます。また、毎日の食事記録機能もあります。

そしてアラーム付きの服薬管理機能も設定されており、「飲んだ」「飲んでいない」と自分でチェックしタップするため、薬の飲み忘れも防止できます。

糖尿病に関する対応策などの情報交換や閲覧機能もあるので、糖尿病についての知識を深めることもできるアプリです。

デメリット:

食事に関する記録機能はありますが、食事バランスの分析は出来ません。

◇パソコンのソフト

パソコンを活用ツールとして使う場合は、パソコンにダウンロードするタイプの食事管理ソフト「食らぼー糖尿病編」もおすすめです。

「食らぼー糖尿病編(http://www.topbs.co.jp/shokulab_index/shokulab_tonyo.html)」

メリット:

食事、血糖値•尿糖値、HbA1cの測定データなどが記録でき、経過をグラフ化できます。また、性別、年齢、身体活動レベルを設定すれば、1日の栄養分析結果がグラフ化されるので栄養の過不足をチェックできます。

デメリット:

パソコンからサイトへアクセスしてダウンロードし、購入してはじめて利用することができますが、無料提供ではなく2,100円の費用がかかります。

また、スマートフォンではダウンロード出来ないソフトウェアになっているため、持ち運びが手軽に出来ず、通院時に自己管理の状況を主治医に見せることはできません。

◇ウェブサイト


サンスター提供の糖尿病サポートサイト「糖尿病とうまくつきあう」

メリット:

無料で会員登録でき、糖尿病の患者さん同士のコミュニケーションや家族の悩み、ちょっとした質問なども気軽に投稿できる掲示板などが開設されています。

また、糖尿病の基礎知識をはじめ、糖尿病患者さん向けの食事のレシピも豊富です。

そして、小さな目標をたてて実践し、達成感を得ることでモチベーションをUPさせる「1週間チャレンジ」も糖尿病患者さんの現状把握におすすめのツールです。

デメリット:

会員登録をしなければメリットでご紹介した内容を閲覧できません。

しかし、無料で会員登録でき、会員になればコミュニティサイトを存分に活用できる大きなメリットがあります。

続けるために大切な自己管理のコツとは?

糖尿病の管理をしなければならないと思うと、難しく感じますし、続けられるか自信がなくなってくることもあるでしょう。

前向きに糖尿病と向き合うために大切な自己管理のコツは、ツール選びかもしれません。

そのツール選びのコツとは、いたってシンプルなたった3つのことなのです。

  • 1 簡単でわかりやすいツールを使うこと
  • 2 費用が負担にならないこと
  • 3 続けられるツールであること

この3つを踏まえて自己管理ツールを選択すると自己管理のモチベーションも上がります。

また、続けるためのコツとして、「周りの人に糖尿病であることを打ち明けること」ということがあります。

自分一人で頑張っていると、どんなに良い糖尿病管理ツールを使っていても辛い時や苦しい時がありますよね。ダイエットや禁煙と同様です。

周りの人、特に敢えて家族以外の人に糖尿病であることを告白することで、周りの人が励ましてくれることや、気にかけてくれることも多くなり、糖尿病管理のモチベーションを維持できる可能性が高まります。

おわりに

今回は、糖尿病の自己管理について、手軽で続けやすいツールの紹介とそれぞれの詳しい活用法についてご紹介しました。

昔のように数値を書き連ねるだけではなく、視覚で捉えやすい今どきのツールを、上手にご活用下さい。

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糖尿病とうまくつきあう食生活のコツ

次の食材のうち、血糖値を上げにくいものがどれでしょう?

1.うどん
2.玄米
3.とうもろこし

糖尿病とうまくつきあう

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