糖尿病の食事コラム

「糖尿病に効くお茶」 本当に効果はあるの?

糖尿病に効くといわれるお茶

「糖尿病に効くといわれているお茶」はいくつかあります。

しかし糖尿病が治るという意味ではなく、「糖尿病の食事療法を助ける」という意味合いのものです。

症状などによってもお茶の選び方は異なります。

たとえば、「糖の吸収をおだやかにするお茶」などは、食物繊維の一種である難消化性デキストリンを配合することで、糖分の吸収に時間をかけ、食後に急に血糖値が上がらないように働きます。

同じように、血糖値の上昇を抑える働きで、食物繊維ではなく、グアバ茶のポリフェノールが持つ、糖を分解する酵素の働きを抑える効果を利用したものもあります。いずれも「トクホ」のマークを取得している商品が売られています。

商品でなくとも、似たような作用はお茶が本来持ち合わせています。緑茶、紅茶などに含まれるカテキンも、糖を分解する酵素を阻害する成分を持っているとの研究もあります 。また他にも、糖の吸収を抑制するサラシア茶、ヤーコン茶なども、腸管での糖分の吸収を抑制するとのことで、注目を集めています。

しかし、ギムネマ茶など、一時期ブームになったものの中でも効果は立証されていないものもあります。

「トクホ」のお茶でも飲み方に注意

tokuho

「トクホ」とは、特定保健用食品の略で、表示内容に対する保健的効果のあるものを消費者庁が認可し、該当製品には、トクホのマークがついています 。

食後の血糖値が気になる人に対する「トクホ」(特定保健用食品)のお茶は複数ありますが、いずれもパッケージに記載してある通り、「食後の血糖値を穏やかにする」のが効果です。

もちろんお茶なので、薬ほどの薬効ではないにしろ、漢方薬と似たような成分であるため、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。

誤解しがちなのですが、「トクホ」であっても、たくさん飲んだからといって、その分食後の血糖値が低くなるわけでも、空腹時血糖が下がったりするわけではありません。食事と一緒に決められた量を守って飲みましょう。

上手にこれらのお茶を利用すれば、食事制限も少し楽になるかもしれないので、飲み物が必要な場合にはこのような「トクホ」のお茶などを利用すると良いでしょう。

あくまでも補助的な効果として考え、基本的にはバランスの良い食事を摂ることが大切です。

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