糖尿病の食事コラム

野菜ジュースで野菜は補える!?糖尿病患者さんの野菜ジュースの取り入れ方

野菜ジュース

「1日分の野菜を補える」などのキャッチコピーで、多くの人が愛飲している野菜ジュース。
野菜ジュースだけ飲んでいれば野菜不足にはならないのでしょうか?
また、糖尿病患者さんは野菜ジュースを取り入れることは問題ないのでしょうか?


今回は、糖尿病と野菜ジュースについて考えていきましょう。


野菜ジュースは、製造工程で失われる栄養素も。甘味や食塩がプラスされていることも

野菜ジュースは、ジュースにする際に、野菜を「洗浄する」「搾る」「加熱する」「濾す」などの工程を経て作られます。
その際、野菜に含まれている栄養素のうち、水に溶けやすく熱に弱いビタミンCなどは減少してしまいます。
また、口当たりやのど越しが悪くなる食物繊維を取り除いてしまう場合も多くあります。


そのため、「野菜代わり」として摂取するには不十分であることも多いのです。


また、野菜本来の甘味はほんのりとしたもののため、ジュースには果汁や砂糖、果糖ブドウ糖液糖が追加され、飲みやすくなっているものも多いもの。
さらに、甘味を引き立たせるための食塩がプラスされている場合もあります。


飲む場合には、パックの栄養成分表示(カロリー、糖分、食塩など)をきちんと確認するようにしましょう。


1日の野菜摂取目標量は350g。基本的には日々の食事で野菜料理を

糖尿病患者さんの食事療法において、きちんと野菜のビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素を摂取することはとても重要なことです。
そのため、1日の野菜の摂取目標量である350gは、できるだけ日々の食事の野菜料理で摂るようにしましょう。


市販の野菜ジュースを飲むときは、どうしても食事で野菜を摂ることが難しいとき、夜遅くなってしまうときの夕食で胃腸に負担をかけたくないときなどに、上手く取り入れると良いでしょう。
なるべく砂糖・食塩不使用のもの、多くの種類の野菜が使われているものがおすすめです。


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また野菜ジュースは、200ml程度のパックで50~100kcal程度のカロリーがあります。
パッケージのカロリーをしっかり確認し、飲む量に気を付け、1日の摂取カロリーがオーバーしてしまわないよう気を付けましょう。


野菜ジュースを手作りしてみよう

野菜ジュースは手作りすれば、加熱などによって野菜の栄養を失うことなく、そのまま飲めば食物繊維もたっぷり摂ることができます。
くだものを使うときは、1日の栄養素の単位配分もきちんと考慮してくださいね。


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野菜ジュースはあくまで補足的に。食事で野菜を食べよう

野菜ジュースはお手軽に野菜を摂ることができる優れものですが、本来の野菜から摂れる栄養素まるごとを摂ることはできません。
特に糖尿病患者さんにおいて、野菜ジュースで損なわれてしまっている食物繊維は、血糖値の上昇を穏やかにするなど重要な意義があります。


野菜ジュースは、きちんと食事で野菜を摂ることを前提に、栄養成分などを正しく理解して、補足的なものとして賢く取り入れましょう。

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