米を中心とした日本型の食生活で、生活習慣病を予防しよう!

個々人に合わせた食習慣の改善が重要

このサミットでは、帝京大学臨床研究センターのセンター長、寺本氏による「健康寿命の延伸には、伝統的な日本食(The Japan Diet)を再認識する必要」について発表されました。この発表では、1975年当時の食生活では米類や脂肪摂取量のバランスが取れており、肥満のような生活習慣病の心配は少なかったとしています。これは、米を中心とした日本型食生活が大きな役割を果たしていたためだと指摘する内容でした。

東京都健康長寿医療センターの荒木氏による発表では、日本食の食事パターンが高齢者における要介護や死亡リスクを低下させる可能性について報告しました。高齢者の認知機能低下や近年問題視されているフレイルやサルコペニアといった症状は低栄養が関係しているとされています。かねてより米を中心とした日本食は認知機能を改善することかがあると指摘されてきました。また、タンパク質やビタミンといった栄養の不足がサルコペニアやフレイルの発症、症状の進行に関係しているとされており、魚や肉から適切な量のタンパク質、野菜や海藻などからビタミンを摂取することができる日本食の食事パターンはこれらの症状の予防につながる可能性があると指摘されています。

このサミットでは上記の発表のほかにも、若い女性の低栄養と次世代の健康リスクについての発表や、性別や年齢を考慮した栄養と運動の役割についての発表が行われました。そして、生活習慣は、個々人のライフステージや性別に応じて改善していくべきであり、米を中心とした日本型の食生活は各年代・性別においても重要な役割を果たすことが示唆されました。

自身の年齢や性別に応じて生活習慣を見直し、日本型の食生活のメリットを改めて認識してみることをおすすめします。

参照・参考
「食育健康サミット2017」のご案内 | 日医on-line
『食育健康サミット2017』に医師・栄養士等約650名が参加 | 共同通信PRワイヤー

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