【医師監修】1日に男性8g未満、女性は7g未満が目標!減塩のすすめ

日本人は塩分のとりすぎ?

1日に摂取してよい塩分はどのくらいなのでしょうか?これについては国により、また機関によっていくつかの基準が示されています。

厚生労働省が作成した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、1日の食塩摂取量の上限として成人男性でおよそ8g未満、女性で7g未満を目標値としています。一方、日本高血圧学会では1日に6g未満を目標値とします。

世界保健機構(WHO)ではさらに少なく、成人男女ともに5g未満を推奨しています。

では、日本人がふだん摂取している食塩量はどのくらいなのでしょうか?厚生労働省が平成23~25年に実施した調査では、成人男女ともに1日におよそ10g前後の食塩を摂取していることが示されました。日本の目標値はWHOと比べるとかなり高く定められていますが、現状はその目標値さえ大きく上回っているわけです。

出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000114400.pdf)

短命県返上を目指す青森県の「だし活」運動

都道府県別の平均寿命ランキングで最下位が続く青森県では、県民の食塩摂取量の多さに着目し、健康改善のために減塩を推奨しています。

その取り組みのひとつが「だし活」です。調理に使う塩分をおさえて、「だし」を味付けに活用しようというものです。青森県は昆布や煮干し、しじみなど、良質の「だし」がとれる食材の産地でもあります。うま味のしっかりした「だし」を使えば、味に妥協することなく、おいしく減塩をすすめることができますね。

日本人の塩分摂取源とは?

2017年に発表された国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の調査において、塩分を多く含む食品のうちで日常的に食べている人が多く、日本人の塩分摂取源といえる食品として、カップ麺・インスタントラーメンがトップに位置づけられました。

カップ麺やインスタントラーメンは1食に5g以上の塩分を含み、あっと言う間に1日の塩分摂取の上限値を突破してしまいます。インスタント麺は「油揚げ麺」と呼ばれる、さっと油で揚げた麺が使われていることもあり、脂質や糖質もたくさん含まれています。高血糖やメタボリックシンドローム予防のためにも避けたい食品です。

調査結果では他に、梅干しや漬物が多く食べられていました。

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