世界にファンをもつ日本発祥のスーパーフード!毎日食べたい納豆

栄養不足解消にも役立つ!冬の季語でも一年中食べたい納豆

納豆は大豆を納豆菌によって発酵させたもので、日本独自の食品です。一般的に納豆と言えば「糸引き納豆」を指しますが、他に発酵させた後で乾燥・熟成させた「塩辛納豆」や打ち砕いた大豆を発酵させて作る「ひきわり納豆」があります。
納豆という名前は「納戸(台所)で作られた豆」が由来になっていると考えられています。ただ、この納豆は「糸引き納豆」ではなく「塩辛納豆」が由来となっているようです。

糸引き納豆の歴史は古く、室町時代中期の資料で確認することができますが、弥生時代の頃には煮豆と藁の菌によって偶然糸引き納豆ができていたとも考えられています。一般に食べられるようになったのは江戸時代ですが、地域によって偏りがあり、全国的に食べられるようになったのは近年になってからです。

もともと納豆は一年中手に入るものではなく、「納豆」や「納豆汁」は俳句で冬の季語となっているように、冬の食べ物でした。しかし江戸時代中期以降になると江戸などでは一年中食べられるようになり、朝食に欠かせないものだったようで、当時の川柳などにも登場していました。

また、寒い地方では冬の野菜不足や肉や魚のタンパク質不足を補うために納豆が取り入れられていました。それだけ納豆には栄養があるということですね。
納豆には大豆の良質なタンパク質が含まれていて、この大豆タンパク質にはコレステロール低下作用もあります。この他、高血圧予防に役立つカリウムや骨を丈夫にするビタミンKとカルシウム、貧血予防に役立つ鉄分や葉酸、栄養素の代謝や肌荒れ防止に役立つビタミンB群も豊富に含まれています。また、納豆菌はプロバイオティクスと呼ばれ、お腹の調子を整えたり、免疫力を整えたり高めたりする働きが認められています。この菌のエサとなる食物繊維を摂ることで、その効果をさらに高めることができます。納豆には食物繊維も豊富に含まれているので、お腹の調子を整えて、便秘や下痢の予防に役立ってくれるでしょう。
健康の色々な面で役立ってくれる納豆は、季節を問わずに食べたい日本のスーパーフードですね。

◎糸引き納豆の主な栄養素(可食部100gあたり)

エネルギー 200kcal
たんぱく質 16.5g
脂質 10.0g
炭水化物 12.1g
カリウム 660mg
カルシウム 90mg
マグネシウム 100mg
リン 190mg
鉄 3.3mg
亜鉛 1.9mg
αトコフェロール 0.5mg
ビタミンB1 0.07g
ビタミンB2 0.56g
ビタミンB6 0.24mg
葉酸 120㎍
食物繊維総量 6.7g
(参考:文部科学省 食品成分データベース)

納豆の選び方、保存方法、調理方法

発酵食品である納豆も鮮度があります。納豆の場合、製造されてから日が経つほど乾燥したり、発酵が進みすぎてしまったりするので、おいしく頂くためにも製造日や賞味期限をチェックすることがポイントになります。
賞味期限を過ぎてしまうと、外観が茶色っぽくなったり、本来の納豆と違う臭いが発生したり、食感もシャリシャリしたり、苦味が出たりします。食べられないことはありませんが、本来の納豆の風味は損なわれてしまっているので、賞味期限内に食べるようにするとよいでしょう。

納豆の保存は、販売されているときと同様に冷蔵庫で保存しましょう。10℃以上で長時間おいておくと、発酵が進んでアンモニアが多く発生し、風味を損なってしまいます。
また、一度に食べきれない場合などは、冷凍で保存することもできます。その場合は食べる前日のうちに冷蔵庫に移して自然解凍しておくと、解凍後もおいしく頂くことができます。

納豆の食べ方といえば、そのまま混ぜて醤油などで味付けをしてごはんと食べるという食べ方が一番多いようですが、最近では色々な食べ方が広まっています。海苔巻きや焼き餅の具などの和食だけでなく、オムレツやスパゲティなどの洋風の料理に使ってもおいしくいただけます。

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