糖尿病の食事コラム

摂取する時間で効果に差が!? 魚油が脂肪の蓄積を抑制

魚油の摂取は朝がおすすめ

このように、体脂肪蓄積の抑制をはじめとして、さまざまな効果が期待される魚油ですが、摂取する時間によって効果に差があるという報告があります。

産業技術総合研究所が行った研究では、1日を明るい環境のもとで12時間、暗い環境のもとで12時間とわけた上でマウスを飼育しました。さらに、マウスを

  • 1.魚油を含まない果糖過剰食を与えるコントロール群
  • 2.活動開始時間帯を中心に12時間だけ4%の魚油を含む果糖過剰食を与え、残りの12時間は魚油を含まない果糖過剰食を与える朝摂取群
  • 3.活動終了時間帯を中心に12時間だけ4%の魚油を含む果糖過剰食を与え、残りの12時間は果糖を含まない果糖過剰職を与える夕摂取群
  • に分け、摂取時刻による魚油の機能性の違いを調査しました。

    その結果、一日あたりの魚油摂取量は朝摂取群と夕摂取群で有意な差が見られなかったものの、血液中と肝臓中の中性脂肪量では、コントロール群に比べて朝摂取群だけに減少が見られました。

    また、魚油の主成分であるDHAとEPAの血中濃度は朝摂取群と夕摂取群のどちらも増加が見られましたが、朝摂取群のほうがより増加していることが確認されました。

    この研究はマウスを使ったものですが、ヒトもまた、朝に魚油を摂取することにより、そのメリットを享受しやすい可能性が高いといえます。

    今回は、魚油を摂取することのメリットと、摂取する時間帯についてご紹介しました。今回ご紹介した情報も参考に、意識して魚油を取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • 参照・参考
  • NCBI│Fish oil intake induces UCP1 upregulation in brown and white adipose tissue via the sympathetic nervous system
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所│魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見
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