糖尿病の食事コラム

家族が糖尿病。家族一緒に食事療法をはじめよう!

食事_食事療法

糖尿病は今や「国民病」と言われるほど、患者数が増えている病気。
生活習慣病とも言われる通り、食事や運動、睡眠などの生活習慣がその大きな原因となるため、誰にとっても他人事ではありません。


糖尿病の改善には、食事・運動療法が基本となります。
毎日のことなので、家族のサポートが不可欠です。
ここでは、糖尿病患者さんのための食事と家族の食事について考えていきたいと思います。


糖尿病食は、栄養バランスのとれた健康的な食事!

糖尿病の食事というと、「味気ない」「物足りない」といったイメージがあるかもしれません。
しかし、糖尿病食は、1日の摂取カロリー内で栄養バランスがきちんと整ったまさに「健康食」とも言える食事。
糖尿病患者さんだけでなく、できれば家族そろって同じ食事をすることで、糖尿病患者さんが食事療法を継続するモチベーションにもなり、また家族の健康維持にも役立ちます。


◎糖尿病食事療法の基本

 ・1日の摂取カロリーを知る。
  1日の摂取カロリー = 標準体重(※1)×運動量に合わせたカロリー(※2)
    ※1 標準体重 身長(m)×身長(m)×22
    ※2 厚生労働省HP参照
     http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/himan/meal.html
 ・3食だいたい均等にカロリー配分し、なるべく決まった時間に食べる。
 ・主食(炭水化物)、主菜(たんぱく質・脂質)、副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)を
  バランスよく食べる。(「糖尿病の食事療法のための食品交換表」等を参考にする。)
 ・野菜は1日350g以上、食物繊維を積極的に(1日20~25g)摂る。
 ・食塩は控えめに。(1日男性9g未満、女性7.5g未満)
 ・野菜類から食べ始め、よく噛んでゆっくり食べる。

糖尿病は遺伝要因も。家族みんなで予防

糖尿病は生活習慣の乱れが発症リスクを高めますが、家族に糖尿病患者さんがいる場合、つまり「遺伝」もその発症要因の一つと考えられています。
ただし糖尿病と遺伝の関係は解明されきれていないのが現状で、家族歴があると必ず発症するというわけではありませんが、「糖尿病になりやすい体質」と理解をして早めに予防を行うことが大切です。


また、家族の中で糖尿病患者さんが出た場合、同じような食事や生活スタイルを長年続けているという場合も多いもの。
一つのきっかけとして、家族も糖尿病の検査を受けることもおすすめします。
また、家族みんなで生活習慣を見直し、予防していけると良いですね。


糖尿病患者さんと同じ食事をとる場合の注意点

先ほども述べたように、糖尿病食は栄養バランスの整った健康的な食事なので、健康な人も一緒に同じ食事をすることはむしろ好ましいことと言えます。
ただ、人それぞれ、年齢や体重、運動量などは異なりますので、標準体重や1日の必要カロリーはきちんと計算し、カロリー不足にならないように気を付けましょう。


家族のサポートは、糖尿病患者さんにとってとても心強い!

糖尿病は、一度患ってしまったら一生付き合っていかなければならない病気。
治療は、普段の食事や運動など、生活習慣の改善が非常に重要ですが、一人だけで継続していくのはなかなか難しいものです。


日常的な治療に前向きに取り組んでいくには、やはり家族のサポートは欠かせません。
最も大切な食事療法については、家族も同じ食事をすることで家族の将来の糖尿病リスクも減らすことができます。
また、運動についても同じことが言えます。
一人ではサボりがちなことも、誰かの支えがあれば続けていけるということもあるでしょう。


家族みんなで、糖尿病と向き合い、改善・予防していけると良いですね。

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