【医師監修】血糖値上昇を抑える研究結果も!「味噌汁」が糖尿病患者さんにおすすめの理由

味噌汁のメリット①血圧上昇を抑制する

しょっぱい味噌汁は塩分を多く含み、一見血圧を上昇させる食品のようにも思えます。しかしこれまでの研究では、味噌汁を摂取する回数と高血圧の間に明確な関連は認められず、むしろ味噌汁を摂取する回数が少ない人ほど血圧が高い傾向があることが示唆されています。その理由は明らかにされていませんが、味噌に含まれる成分の複合的な働きによるものと推測されています。

味噌汁のメリット②「メラノイジン」が血糖値を抑制する

2018年、京都大学の研究グループが発表した研究により、魚・野菜を使った料理と味噌汁をよく食べる食習慣がインスリン抵抗性を低下させることが示唆されました。このため味噌汁は糖尿病の予防・改善のための食事としても注目が集まるものとなっています。

味噌汁の持つ耐糖機能改善効果については、味噌に含まれる褐色色素「メラノイジン」の働により、血糖値の上昇が抑制されることが指摘されてきました。メラノイジンがデンプン分解酵素の活性を阻害するため、デンプンのブドウ糖への分解が妨げられ、血糖値の上昇が抑えられるのです。

さらにメラノイジンはたんぱく質分解酵素であるトリプシンを阻害する働きも有しています。トリプシンの機能が阻害されると膵臓機能が昂進し、インスリンの分泌が促進されると言われています。

食事の後に急激に血糖値が上昇し、インスリンの分泌によってまた急激に低下することで生じる「血糖値スパイク」は、糖尿病をはじめ動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞、がんなどを引き起こすリスクの高いものとして注意が喚起されています。

食事に味噌汁を取り入れることで血糖値の変化をゆるやかにおさえることで、この危険な血糖値スパイクを回避することにもつながります。

この他にも、メラノイジンは食物繊維と類似の性質を持ち、コレステロールの低下作用や抗酸化作用や脂質の吸収抑制作用など多くの働きがあると言われています。

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○○効果とは、最初に摂った食事の内容によって次の食事の後の血糖値の上昇が抑えられる効果のことを指す。

1.インスリン
2.セカンドミール
3.ポストミール

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