【医師監修】低血糖の予防と対策に「補食」を活用しよう

低血糖を起こさないために

こうした低血糖を起こさないようにするためには、体の必要とするインスリンの量と薬や注射で補うインスリンの量のバランスをくずさないようにすることが大切です。
以下の点に注意しましょう。

・規則正しい生活

食事は三度決まった時間に指示カロリーに従って摂取し、指示時刻に薬を飲む(注射をする)。

・適度な運動習慣

食事と食事の時間が空く早朝や食事前の運動は避ける。

・予防のための補食

普段より運動量が多くなることや労働量が普段より多いなどわかっているときは、事前に指示カロリー以外のパンやおにぎりなどの炭水化物とタンパク質を同時に補食として摂る。

低血糖と補食のとり方

低血糖の予防のための補食と低血糖が実際に起こった時の補食は、それぞれ適した食べ物があります。それぞれの違いをよく確認しておきましょう。

<低血糖予防の補食>

低血糖を予防するためには、緩やかに血糖値が上がるものを食べます。目安は1単位(80kcal)程度です。

例)

  • パン 33g 約6枚切り1/2枚 87kcal
  • おにぎり 50g コンビニおにぎり(梅、おかか、たらこ)約1/2個 80~85kcal
  • クラッカー 18g 約6枚 79kcal
  • ビスケット 18g 約6枚 78kcal
  • クッキー 15g 約3枚 78kcal

<低血糖が起こったときの補食>

低血糖になってしまったときは、すぐに血糖値が上がるものを食べる必要があります。

例)ブドウ糖10g
ブドウ糖が入っているジュース150~200ml

飴や氷砂糖では血糖値の上昇の即効性に欠けます。特に、αグルコシターゼ阻害薬(食べたでんぷんをゆっくり時間をかけて分解させることで、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ薬)を服用している場合は、砂糖では血糖値がすぐには上がりません。

ブドウ糖やブドウ糖を含む市販のジュースの方がより適しているといえるでしょう。

低血糖を起こさないためには、規則正しい生活をすることが基本となります。しかし生活していく上では、いつものペースが乱れてしまうこともあることでしょう。
事前に補食をとることは低血糖予防の大切な治療の一環です。摂り過ぎには十分注意しながら、補食をとり入れていきましょう。

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