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【医師監修】糖質少なめの果物「レモン」を活用しよう!糖尿病患者さんにおすすめの理由と注意点

レモンにはどんな栄養がある?

ビタミンCの代名詞ともいえるレモン。ビタミンCだけでなく、皮なども含む全果としてのレモンはカルシウムやマグネシウム、ビタミンB類、そして食物繊維など様々な栄養を含んでいます。

・レモンの主な栄養素 (出典:文部省食品成分データベース)
レモン(全果、生)可食部100gあたり
エネルギー:54kcal
炭水化物:12.5g
カルシウム:67mg
マグネシウム:11mg
カリウム:130mg
ビタミンB1:0.07mg
ビタミンB2:0.07mg
ビタミンB6:0.08mg
ビタミンC:100mg
食物繊維総量:4.9g(水溶性食物繊維2.0g・不溶性食物繊維2.9g)

炭水化物から食物繊維総量を差し引いて算出される糖質の値は全果で7.6gと、レモンは果物の中では比較的糖質が低く、糖質制限中の方にも嬉しいですね。

また、レモンの酸っぱさのもととなっている成分であるクエン酸には疲労回復効果や、緊張感・イライラを軽減するストレス緩和効果があると言われています。レモンに含まれるクエン酸は温州みかんの約6倍、ウメの2倍におよびます。

さらにクエン酸にはカルシウムやマグネシウムの吸収を促進する作用があることも指摘されています。

しらす干しにスダチの果汁を入れた食材による実験では、水を加えた場合に比べてカルシウムが1.4倍、マグネシウムが1.2倍多く吸収されたとの結果が出ています。

レモン自体にもミネラルは含まれていますが、カルシウムを豊富に含む食品と一緒に食べるとより効率よくカルシウムをとることができます。

血糖値を抑える効果も?レモンに含まれる「エリオシトリン」とは

一般的な栄養成分でなく、特に血圧の低下や血糖値の低下など、生活習慣病の予防・改善に役立つ機能を持った成分を「機能性成分」といいます。

野菜や果物に含まれている色素成分「フラボノイド」も機能性成分のひとつです。フラボノイドはポリフェノールの一種で、様々な種類があり、野菜や果物に特有の苦味やえぐ味などのもとになっています。

柑橘類には「エリオシトリン」と呼ばれるフラボノイドが含まれています。中でもレモンの含有量は特に多く、他の柑橘類と比べて30~100倍ものエリオシトリンを含むと言われています。

このエリオシトリンには強い抗酸化力があり、動物実験を通じて血中の脂肪やコレステロール値、また血糖値を低下させる可能性を持つことが指摘されています。

ヒトによる研究ではレモンの摂取によって血圧の低下が見られ、また血中のアディポネクチンの濃度が高まるとの結果が示されました。

血清アディポネクチンは動脈硬化を防いだり、インスリン抵抗性を改善する働きを持つ物質です。糖尿病の患者さんにとってレモンは、合併症の予防や血糖値のコントロールに役立つ可能性を持った果物であるといえます。

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