血糖コントロールに注目の成分。リノール酸のメリットとは?

食事療法に有効なリノール酸の効果とは

リノール酸は脂肪酸の一種で、体内でつくられないため、食物から摂取しなければいけない「必須脂肪酸」のひとつです。脂肪酸の中にもさまざまな種類がありますが、リノール酸は不飽和脂肪酸という大きな分類の中の多価脂肪酸の1つで、その中でもn-6系という種類に分類されています。

n-6系の脂肪酸はコレステロールを下げる作用もあることが報告されています。

2013年に米国のミズーリ大学の研究チームが、15件の臨床研究のメタ解析を行い、リノール酸が体におよぼす影響について調査を行いました。

約500人を対象にしたこの調査の結果、植物油などからリノール酸を多く摂取している人は、心筋梗塞をはじめとした心疾患の発症リスクが少ない傾向があることが分かりました。

それに対し、動物性の油を多く摂取している人は、心疾患の発症リスクが高くなっていました。

調査を行った研究者は、この結果を受けて、「動物油を多く使っている人は、植物油に置き換えることで、心疾患の予防につながる可能性が高い」と述べています。

しかし、一方では、リノール酸などを含んだ植物油の摂取量が多いと、乳がんや大腸がん、前立腺がんなどの発症率や死亡率が高くなるという研究結果も発表されています。ここで紹介した調査ではリノール酸の摂取とがんの発症リスクとの間に関連性はみられませんでしたが、いずれにしても過剰な摂取には避けた方がよいでしょう。

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