糖尿病の食事コラム

天然素材でカロリーゼロの甘味料!?「ラカント」とは?

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糖尿病患者さんの中には、甘いもの好きも多いはず。砂糖をたっぷり含むお菓子や、清涼飲料水などは血糖値を急激に上げやすく、食べ過ぎると糖尿病発症のリスクとなったり、合併症を進行させてしまう可能性があります。


でも、甘いものはどうしても止められない・・・そんな方に話題となっている天然素材の甘味料「ラカント」。この「ラカント」とは一体どんなものなのでしょうか?


中国の保護植物「羅漢果」と、とうもろこしから抽出された成分から作られる

「ラカント」は、中国広西省桂林市で栽培されている「羅漢果」という植物のエキスと、とうもろこしの発酵時に得られる甘味成分「エリストール」から作られています。
合成甘味料(人口甘味料)として広まっているアスパルテームやアセスルファムカリウムなどもカロリーがほとんどありませんが、「ラカント」は植物由来の天然成分の甘味料として注目を集めているのです。


サラヤ株式会社の「ラカントS」は、糖尿病や肥満を予防・改善が見込める商品として、厚生労働省許可特別用途食品の指定を受け、販売されています。
「エリストール」は砂糖の300~400倍の甘味を持つと言われていますが、「ラカントS」は砂糖と同じ甘味に調整されているため、いつもの砂糖の量をそのまま置き換えることができます。
また、熱にも強く、どんな料理にも使うことができるのも嬉しいポイントです。


血糖値を上げない、インスリン分泌に影響を及ぼさない

糖尿病で問題となる血糖コントロール。糖尿病患者さんの中には、砂糖をたくさん含むお菓子の間食が止められず、血糖コントロールを乱してしまう方が多くいます。


サラヤ株式会社が滋賀医科大学と共同で行った研究によると、「ラカント」は摂取した90%以上が吸収されずに体外に排出されてしまうため、血糖値に影響を及ぼさないとの結果が報告されています。
さらに、インスリンの分泌にも影響せず、虫歯の原因にもなりにくいとのこと。そのため、糖尿病患者さんの食事における砂糖の代わりとなったり、糖尿病の予防効果があると期待を集めているのです。


(以下、斜線部引用)


ラカントSは 糖尿病患者の血糖管理に悪影響をきたさず、食事管理における砂糖代替甘味料として有効である可能性が示唆された。


日本病態栄養学会誌12(1) 糖尿病患者における甘味料「ラカントS」の血糖値、インスリン値に及ぼす影響


甘味に慣れてしまうのは問題。使用する場合は、医師や管理栄養士に相談を

血糖値に影響がないと言われる「ラカント」。
しかし、砂糖と同じだけの甘さがあるので、甘味に舌が慣れてしまうのは問題です。「ラカント」を使用した糖尿病患者さん向けの商品も多く販売されていますが、糖尿病患者さんが食事療法の一環として使用したい場合には、まずは医師や管理栄養士に相談をしましょう。


まずは基本の食事を決められたカロリー内で栄養バランス良く摂った上で、上手く取り入れていけると良いですね。

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糖尿病とうまくつきあう食生活のコツ

次の食材のうち、血糖値を上げにくいものがどれでしょう?

1.うどん
2.玄米
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