糖尿病の食材レシピ

フルーツの王様!メロンの栄養とおいしい食べ方

糖尿病の食事療法をしている方にとって、フルーツはビタミンやミネラルの補給源として大切な食べ物です。
しかし、糖度が高いフルーツは、血糖値の上昇や血中の中性脂肪の増加を招いてしまう場合があり注意が必要です。


「糖尿病食事療法のための食品交換表」では、1日1単位(=80kcal)を目安に毎日フルーツを食べることを推奨していますが、病状や合併症の有無によっても異なってくるので、いつどのように食べるのかは医師や管理栄養士に相談するようにしましょう。


高級フルーツの代名詞「メロン」。カリウムが豊富!

メロンは植物学的にはスイカと同じウリ科で野菜に分類されます。
しかし、栄養学や流通においてはれっきとしたくだものとして分類されています。


高級フルーツとして名高いメロンですが、温室栽培がメインで、基本的に1株から1個だけの実を残して約100日間程度をかけて、水やり、温度管理、土壌管理をしながら丹精込めて大きく育てるため、値段は他のフルーツよりも高めです。
また日本では贈答用に用いられることが多いため、ブランド価値も付けられ、世界的に見てもかなり高価なフルーツとなっています。


メロンの1単位(=80kcal)は200g。
皮を含めると400g分が1単位です。


栄養素としては、カリウムが豊富で、同様にカリウムの多いスイカの210mg(可食部100g)あたりと比較しても断然多く含まれています。
カリウムはナトリウム(塩分)を排せつする働きがあるため、高血圧に効果的です。
参考:厚生労働省「高血圧を防ぐ食事


◎メロンの主な栄養素(可食部100gあたり)
 エネルギー 42kcal
 たんぱく質 1.1g
 脂質 0.1g
 食物繊維 0.5g
 カロテン 33μg
 ビタミンC 18mg
 カリウム 340mg
(参考:日本食品標準成分表2010 p.124)

メロンの旬とおいしい食べ方 ~冷蔵庫には入れずに“追熟”させて~

温室栽培のものは通年出荷されていますが、メロンの本来の旬は5~7月頃の初夏です。
メロンは、多くの場合、お店に並ぶ時点では少し未熟な状態で、購入して“追熟”させてから食べるように計算されています。
ポイントは冷蔵庫には入れず、常温保存すること。
低温では追熟が進みません。
追熟期間は品種や状態にもよりますが、5日前後が目安です。
食べ頃になると、香りが強くなり、下側のおしりの部分が少し柔らかく弾力を持つようになります。食べ頃になったメロンは冷蔵庫に入れ、2~3日以内には食べるようにしましょう。


また食べきれない場合には、風味は少し落ちますが、冷凍保存も可能です。
冷凍する場合には、追熟したものを果肉だけを切ってラップなどで包み、さらにジップロックなどの保存袋に入れて密閉して冷凍します。
凍った状態でも食べられますし、ミキサーなどでジュースにして楽しむこともできます。


定番生ハムメロン!メロンを使ったおいしいレシピ
main<材料(1人分)>
・メロン 30g
・生ハム 3枚
・ディル(小さめの物) 1本
・塩 少々
・オリーブオイル 小さじ1
1.メロンは、一口大に3切れに切る。
2.生ハムの上に(1)を置く。
ディルを少しちぎり、上に置く。
3.(2)を手前から巻き、器に盛る。
塩をふり、オリーブオイルをかけて、ディルを添える。

旬や食べ頃を知って、フルーツを楽しもう

最近では定番のフルーツは季節を問わず、いつでも手に入るようになりました。
しかしフルーツにはそれぞれ本来の旬の時期があり、旬のものは味や香りが良く、栄養価も高いと言われています。
また食べ頃もフルーツによって異なるので、最もおいしい食べ頃や食べ方を知って、フルーツを味わい尽くしましょう。

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