ナッツ類は糖尿病の治療に有効? その効果と、注意点を紹介します!

ナッツ類は、高い健康効果を持つ食品

2015年、米国のルイジアナ州立大学の研究チームは、ナッツ類の摂取が肥満にもたらす影響を報告しました。

この研究は2005年から2011年までの米国健康栄養調査のデータがもとになっており、19歳以上の男女1万4,386人が対象となっています。

この参加者のうち、6.8%がナッツ類を毎日摂取。その平均的な摂取量は米国食品医薬品局のさだめている値(42g)に近い、44.3gでした。

調査によると、これらのナッツ類を日常的に摂取している人の肥満の率は、摂取していない人に比べて、25%少ないことがわかりました。さらに体格指数(BMI)は0.8kg/㎡少なく、インスリン抵抗性を示すHOMA-IRの値は0.3ほど少なく、善玉コレステロールであるHDLコレステロールは1.5mg/dL上昇していました。これらの結果から、ナッツを常食することは、糖尿病の発症リスクを減らすために有効であること考えられます。

また、2010年に米国のローマリンダ大学が行った研究からも、ナッツ類とコレステロール値の関係が示されています。

研究は脂質異常症の治療を受けていない、7カ国の19歳から86歳までの男女583人が対象でした。

ナッツ類の摂取とコレステロール値の変化の関係を調べたところ、ナッツ類を平均して1日に67g食べている人は、食べていない人と比較して、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールの値が7.4%低く、その上LDLコレステロールのうち8.3%がHDLコレステロールに変化しているという結果が得られました。また、ナッツ類を多く食べる人は、血中の脂肪値も良好であることが報告されています。

他にもナッツ類には不飽和脂肪酸が多く含まれており、インスリン抵抗性の改善や動脈硬化の予防といった効果があることが明らかになっています。

そうした効果があることを受けて、アメリカ合衆国保健福祉省は、1日に42gほどのナッツを摂取することを推奨しています。

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