糖尿病の食事コラム

健康食材のトマト。血糖値に与える影響は?

トマトの健康パワー。リコピン以外の成分も血糖値を下げる働きあり

トマトにはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、さまざまな健康効果が期待できますが、見逃してはいけないのが「リコピン」という成分。「リコピン」は、トマトをはじめ、スイカやピンクグレープフルーツなどに含まれる赤色の色素のことで、カロテノイドの一種です。高い抗酸化力を持ち、たくさんの健康効果をもたらすと考えられています。

<リコピンに期待できる主な健康効果>

  • ・血糖値を下げる
  • ・動脈硬化を予防する
  • ・癌を予防する
  • ・美白/美肌        など

中でも糖尿病患者さんが注目したいリコピンの効果は、「血糖値を下げる」ということでしょう。さらに最近では、トマトが血糖値を下げるのはリコピンによる働きだけではなかったことが、トマトジュースで知られるカゴメ社と近畿大学の共同研究で明らかになりました。

トマト漿液に血糖値や血圧の上昇を抑制する効果を確認

 http://www.kagome.co.jp/research/summary/110609_02/

(以下、斜線部引用)

動物試験においてトマト漿液に、血糖値や血圧の上昇を抑制する効果があることを明らかにしました。トマトにはリコピンというカロテノイドが含まれ、生活習慣病に対する予防効果が知られていましたが、リコピン以外の成分を含むトマト漿液にも疾患を改善する効果が期待されます。

この研究によると、トマト漿液(トマトジュースをろ過し沈殿物を除去した液)にはクエン酸やアミノ酸などの健康成分が豊富に含まれ、血糖値の上昇を抑えたり、インスリン抵抗性の改善にも効果があったということなのです。

さらに名古屋大学の研究では、トマトジュースの飲用により、HbA1c値の低下、糖尿病合併症の発症を低下させ、進行を食い止める効果があったとの報告がされています。

血糖値の改善効果に果たすリコピンの役割

http://www.nagoya-bunri.ac.jp/information/memoir/files/2007_01.pdf

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