糖尿病の食事コラム

グルテンフリーの食事は要注意。米国の研究が示す問題とは?

健康効果が明らかではないグルテンフリー

グルテンフリー食とは、小麦や大麦に含まれている「グルテン」というタンパク質を取り除いた食事のことです。この食事は「セリアック病」という、グルテンの過剰反応が原因で体調不良を起こす病気の治療を目的に作られました。しかし米国では、セリアック病の患者ではない人の中でも、健康食としてグルテンフリー食を摂る動きが広がっています。けれども、実際には、グルテンフリーの食事にはセリアック病の治療以外の効果があることは明らかになっていません。

こうした現状を受け、米国のラトガース大学医学大学院の研究チームはグルテンフリー食の摂取状況に関する調査を行い、その内容が2016年に米国医師会の専門誌に掲載されました。

この調査では、2009年から2014年にかけて行われた全米健康栄養調査に参加した6歳以上の2万2,278人を対象に、「セリアック病と診断されたか」「グルテンフリー食を摂っているか」という聞き取り調査を行いました。

その結果、セリアック病だと回答した人の数は106人でしたが、グルテンフリー食を摂っていると回答した人の数は2倍以上の213人でした。また、セリアック病ではないのにグルテンフリー食を摂っている人の割合を実施年度別に調べたところ、その数は年を追うごとに増えていることもわかりました。

セリアック病ではないのにグルテンフリー食を摂っている人に理由を聞いたところ、「健康的だと思うから」と回答した人と、診断されていないにも関わらず「セリアック病だと思うから」と回答した人が、もっとも高い割合を占めていました。

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