アジアの伝統的な食事スタイルが大切な理由とは?

アジアの人は食事のスタイルに注意が必要

一方で、世界の2型糖尿病患者さんの半数近くは、南東アジアや西太平洋に集中していることが明らかになっています。

例えば、2012年にハーバード大学が行った調査では、米国で生まれたアジア系の移民の子孫やハワイなどの太平洋諸島の住民は、2型糖尿病の発症率が非常に高いと指摘しています。

この研究と前の章で紹介した研究の両方に関わっていたジョージ・キング氏は「欧米系の人と比較して、アジア系の人の糖尿病の発症リスクは、約50%も高い」と述べています。

さらにジョージ・キング氏は、アジア地域の糖尿病が急速に増加していることを指摘しています。その上で「アジアの伝統的な食事スタイルを取り入れることが、糖尿病の予防と改善に効果的な戦略になる可能性が高い」と、アジアの食事スタイルのメリットに高い期待を寄せています。

欧米式の食事スタイルが普及している日本では、糖尿病患者さんが増えています。食事が一因となっている可能性は否めません。その一方で、近年では糖尿病の予防や改善に有効な食事として、和食が注目されています。

今回紹介した研究の結果も、日本の伝統的な食事のメリットを示す根拠の1つといえるでしょう。食習慣を急に変えることは難しいものですが、例えば自宅で食事をする日は伝統食にする、外食を和食に変える、などできるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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